尾崎豊が好き

 

もっと早く知りたかった人が何人かいるんですけど、そのうちの1人は尾崎豊です

 

卒業や15の夜は知っていたけど、本格的に聴き始めたのは半年くらい前

バイト先で流れていて、ちゃんと知った

 

私は好きな人にはすぐ会いに行く派なので、大森靖子ちゃんのライブとかぱるるのお渡し会とかミッチーのライブとか1人ですぐ決めて行ったりしていた

けれど尾崎豊は私が生まれる前に亡くなっていて、もう見ることはできない

 

でも今こうして私は尾崎豊の曲に生かされている

音楽の力ってすごいなって一番最初に思わせてくれたのは大森靖子ちゃんで、さらにそう思わせてくれたのは尾崎豊

 

たとえ私がこの世から去っても、私の作品や文章は生き続けて、出会うことのできなかった誰かの明日を明るく照らすことができるかもしれない

私が書きたいという気持ちで書いているこのブログも、今生きている誰かの明日を照らすこともできるし、未来の誰かの明日を照らすこともできるんだ、そんな、なにかを創造することの可能性を尾崎豊は教えてくれた

 

一番好きな曲を聞かれたらすごい選ぶの難しいんだけど、尾崎豊の曲は明るい曲もしっとりした曲も、とてつもない虚無感に襲われているような時に救ってくれる曲もあるから、どんな状況の自分にも合う曲が合って、今の自分の気持ちや気分によって好きな曲が左右される感じ

 

もっと早く知りたかったって冒頭に書いたけれど、中高生の時に聴きたかったのは「卒業」

もちろん知ってはいたけれど、こんなに十代が共感できる歌詞があるのかというほど、若者が言葉に言い表せない漠然とした世の中への疑問を歌ってくれている

 

尾崎豊に会いたいときは「僕が僕であるために

カリスマゆえの苦悩や感性によって書かれた曲がこの曲だと思っていて、私が生きている今の世界に尾崎豊はいないけれど、人々の中には生きているんだということを感じる

 

元気を出したいときは、「十七歳の地図」と「Scrambling Rock’n’Roll」

アップテンポな曲調で、都会の喧騒とがむしゃらに生きる姿が眼に浮かぶ

忙しく変化し続ける世の中で、見失ってはいけないことを教えてくれる

 

夜1人で聴きたいのは「ダンスホール

歌詞の情景描写が素晴らしい曲なんだけど、この曲は尾崎豊の優しい歌声に包まれて心地が良い

私の生まれていない時代の状況が頭に浮かぶけれど、でも登場する女性の言うことに現代人の私も強く共感できて、この人は良い詞を書くなと改めて感じる

 

恋をしててもしていなくても共感できる恋愛ソングが「I LOVE YOU」と「OH MY LITTLE GORL」

恋愛ソングは恋をしていないと分からないもの、聴きたいと思わないものだと勝手に思い込んでいたけれど、全然そんなことなくて、恋をしていなくても聴きたくなる恋愛ソングに始めて出会った

 

好きな曲が多すぎて本当に選べないし、紹介しきれないんだけど、今の気分だと「路上のルール」

この曲はサビへの盛り上がりの持って行き方が心地いい

それもあるけれど歌詞ももちろん好きで

「今夜もともる街の灯りに 俺は自分のため息に微笑み お前の笑顔を探している」

のこのワンフレーズだけで、

疲れている自分のため息に微笑みながら相手を想う姿が思い浮かぶ

 

尾崎豊の曲に今日も生かされているし、誰かの明日を照らす存在になりたいと強く思うきっかけになった人物が尾崎豊です

もし尾崎豊好きな方いたらお話しましょう

興味持った方、ぜひ聴いてみてね

 

今日は特に長くなったけれど、読んでくれてありがとうございます

 

キキ フジモリ

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