人生、尾崎豊
今日は尾崎豊の命日
ブログに尾崎豊のことを何回か書いているけど、今日の私にとっての尾崎豊を書く
尾崎豊の存在は色んな人がカバーしたり番組で曲が流れたりしたから、昔から知っていたけれど、深く知ったのは一昨年くらい
そんな中、尾崎豊の卒業が人生で一番聴いている曲かもしれない
曲の始めは情景描写が美しく、サビに向かうにつれて感情や疑問を力強く歌うこの曲は、学校があまり好きでない自分、人生を上手く生きることができない自分に、それでもいいんだ、悩むことは間違っていない、そして自分の人生を歩むことを教えてくれた
世の中の人には、尾崎豊は若者の反抗的な感情を歌うイメージがあると思うけれど、ダメな自分も悩む自分も全部肯定してくれるような、本当に優しい歌が多い
しかし綺麗事は言わないところが尾崎豊に惹きつけられた理由の一つでもある
綺麗事は誰でもいくらでも並べられるが、100%間違ってはいないとは言えない
それでもやっぱり、現実と夢の両方を見ていないと生きていけない
お金より愛が大事という世のあるべき定義は言葉だけでは信じられなかったけど、どちらも大事である現実を歌い、最後まで愛を追い求めた彼の生き様から、お金がなきゃ生きていけないけど、愛がないと生きていけないことがわかった
迷いながら生きる日々の中で、人生に光を与えてくれた存在
神のいないこの世の中で、せめて自分が神のような人々の希望になろうと生き抜いた彼に、多くの人間が救われ、私も救われた
私が生まれる前に尾崎豊は亡くなっていて、好きすぎてその存在が幻のように思えてしまうこともあるし、欲を言えば一度でもいいから生で歌を聴きたかったな
そう思うこともあるけれど、尾崎豊と一緒に人生を歩んでくれている気がする、そう思わせてくれるような存在なんだ
尾崎豊はもうこの世にはいないけど、その存在が死ぬことはないし存在も曲も今生きているから、こうやって今を生きる自分が知ることができた
この事実もまた、生きている意味の新しい価値観を与えてくれた
私の人生を始めさせてくれてありがとう
たくさんの宝を残してくれてありがとう
26年間生きていてくれてありがとう
人生、尾崎豊