東京にはなんでもあった

 

昔からどこの集団にいっても、特に学校のクラスでは馴染めなかった

ハブられている訳でもないし、話せる友達はいたけれど、特に高校時代は浮いていた自覚がある

 

今思えば浮いているのなんて、はいはいって感じだけど、私には中学生の時に描いていたような高校生活はなくて最初はがっかりで、でも途中から元気になって、暇だったから部活に3つ入ったり、自由にしていた

 

大学進学と同時に上京して、大学決めるのが遅かったから、学力だけで入れる女子大のデザイン学科に入った

そこでもまあまあ浮いていたけど、独自スタイルを貫くべきだって思って自由にしていた

品の良い子たちばかりだったから、いざこざも特になかった

でも2年で辞めて別の大学に編入したのも、正解ではあると思っている

 

昔からそうだけど、そもそも別次元の人間といった立ち位置なので、実際はあったかもしれない、いざこざにすら巻き込まれないで済んでいた

 

高校生以降、今でも救いはインターネットだった

本名や年齢なんて知らなくても、繋がり合える人たちがいた、そこには

高校生の時にツイッターで知り合った横浜に住んでる女の子とはもう4年以上の付き合いになるし、学校という不特定多数が会する場で馴染めない自分が、付き合う人を決めれるのがインターネットだなと思った

 

東京に来てから、そういうある種インターネット的な友人が増えたし、リアルな友人よりも多い感じがする

 

どの友達が一番大切とかそういうのは考えたことないけど、少なくとも言えるのはインターネットがある時代に生まれて良かったこと

 

あと、上京して大正解だったこと

視野が広くなったし、本当の意味での個性や多様な生き方に触れられて、そもそも誰一人として同じ人間がいないんだから、自分は自分のままでいいと思えるようになったのが、一番の収穫

 

本当に東京にはなんでもあった

 

東京は私を裏切らなかった

 

東京が好きだと思う、これからもずっと

 

でもどうして長野戻るのっていうと、長野も好きだからだ

東京という別世界に触れて、視野が広がって、そんなに好きじゃなかった長野が好きになったし、魅力が分かった

 

今まで東京で充実した生活を送ってきたけれど、いっぱいいっぱいな自分もいて、自分のペースで生きていいことが分かったから、一度原点回帰して、スローライフを送ろうと思った

 

とりあえず学生のうち、あと一年半は長野にいる予定だけど、いずれまた東京に戻ってくる予定だし、そんな気がする

 

私を殺さなかった街、東京だから

 

大学は東京にあるし、イベントにも出続けるから東京には月一ペースで来るし、完全に離れる訳じゃないけど、長野で今の自分とこれからの自分と向き合って、やりたいこと全部やって、日々進化するキキ フジモリになるから、また会う日まで、忘れないでいてね

 

東京で出会った人、もの、文化、全て、ありがとう

 

キキ フジモリ

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